南島は父島の南西に浮かぶ小さな無人島。「沈水カルスト地形」とういう特殊な地形の隆起石灰岩の島です。
この南島では天然記念物のオカヤドカリや絶滅危惧種の貴重な植物が生息しています。
また海鳥達の繁殖場所やアオウミガメの産卵場所にもなっています。
貴重な自然環境を守る為、利用ルールが設定されており 東京都自然ガイドがご案内いたします。


南島の適正利用ルール
11月~2月までの約3ヶ月間は植生回復の入島禁止期間です。(年末年始は除く)
上陸は東京都自然ガイドが同伴のこと。
ガイド1名につきお客様が15名まで。
1回の上陸で利用時間は最大2時間まで。
決められたルートを歩きましょう。
島の物はすべて持ち出しが禁止です。
外部からも植物の種や寄生虫等を持ち込まない様にも上陸前には靴の裏を洗うなどしましょう。



沈水カルスト地形
南島は全体が石灰岩の島です。雨水などの淡水は石灰岩を溶かす作用があり この作用がカルスト地形が作りだします。そして海面に沈み沈水カルスト地形がつくられました。
ラピエ
石灰岩が雨水によえり溶食され出来た 鋭く尖った岩のことをいいます。歩く際は充分注意をして下さい。
ドリーネ
南島には鮫池、扇池、陰陽池の3つのドリーネがあります。ドリーネとは簡単にいうと石灰岩地域の窪地のことをいいます。
扇池には真っ白な砂浜が広がり 絶滅種のヒロベソカタマイマイ、約1500年前の半化石が散在している。
とても綺麗なので、つい持って帰りたくもなりますが グッと我慢を!
この砂浜にはアオウミガメも産卵にあがって来ます。産卵時期は5月~9月頃。産み落とされた卵は約60日程で孵化します。かわいい子ガメの姿もみれるかもしれませんよ!
他にもこの島では カツオドリ、ミズナギドリなどの海鳥が繁殖場所としている。
6月頃からは真っ白なカツオドリの雛の姿もみられます。
ミズナギドリは地面に穴を掘り巣をつくります。私達が歩くルート上にも営巣している場合もありますので、踏み潰したり、脅かしたりしないように注意して歩きましょう。
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